恐れないで@使徒18:9-10
信じることは信頼することです。
よくうちの教会の横に高くつまれてる椅子に、小さい子どもが昇ります。
下でお父さんやお母さんが「おいで」って手を出すと、すごく嬉しそうな顔でそのままダイブします。
子どもはお父さんとお母さんを信じています。信頼しています。
だからダイブできるのです。
もし信じていなかったとしたらダイブできません。
お父さんは「おいでおいで」といいながら、キャッチしてくれないかもしれない・・・。
お母さんは力がないから、ダイブしたらそのまま転んでけがをするかもしれない・・・。
そう思ったら絶対にダイブなんかできません。
私は子供の時、高い所が苦手でした。
ちょっと高くて落ちそうなところに上ると、足に力が入らなくなってしまいました。
幼稚園の時、平均台という細いバーを歩く時間がありました。
でも、怖くてできません。
ちょっと歩いてみたけれど、途中で動けなくなりました。
そのとき、女の幼稚園の先生が私の手をつないでくれました。
あったかくて、力強くて、その先生の手を信じて、信頼して、最後まで歩くことが出来ました。
今日の暗唱聖句はこれでした。
「恐れないで語り続けなさい。黙ってはいけない。使徒18:9」
これは、神様がパウロに語られた言葉です。
神様の事を話しながら、旅をしたパウロさんでしたが、
「怖いな、もう語りたくないな」と思うことがあったんだろうな、と
このみ言葉を読んで思いました。
だって、怖がっていない人に、恐れないで・・・とは言わないから。
この神様の言葉を聞いて、パウロは「だってもう疲れたんだもん」とか、
「でも怖いものは怖いよ」とは言いませんでした。
パウロは怖い気持ちもあるけれど、神様を信じて、信頼する道を選びました。
そして、神様はこのあとにこう言われました。
「わたしがあなたとともにいるのだ。」
ただ単に「恐れるな」というだけじゃなくて、
「一緒にいて助けるから大丈夫だよ」という言葉をかけてくれました。
私たちも「怖いな」と思うことがたくさんあるし、
「神様のことばかり話せない」と思うこともあるかもしれない。
でも、神様を信じているなら、神様を信頼することができます。
そして、神様がいつもともにいるという約束に力を得て、頑張ることが出来ます。
神様を信じる子どもとして、いつも一緒にいると約束してくれた神様に信頼して
歩みましょう。