地の果てにまで証人となる@使徒1:8
用意するもの:パウロの伝道旅行の地図、地球儀
聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。
そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、
わたしの証人となります。 使徒1:8
(地図を見せながら)
今日は教会学校で地図を書きました。
みんなは地球がどんな形か知ってる?
(地球儀を見せて)こういう形だよね?
でも昔の人は、この地図のようにたいらだと思っていました。
船に乗って海に行くと、最後はがけっぷちになっていて、
そのまま落ちてしまうと考えられていました。
パウロさんは地の果てまで伝道しようと思っていました。
それは、聖霊が人々に与えられた時、
「あなたがたは力を受けます。そして、地の果てにまで、わたしの証人となります。」とイエス様が言われたからでした。
パウロさんは船に乗って、たくさん歩いて、
イスラエルからギリシャやイタリアまで行きました。
パウロさんの時代は、地の果てというのはこのあたりまででした。
じゃぁ、私たちの時代、地の果てってどこでしょうか?
今の人たちで、この世界はたいらだって思っている人はいないと思います。
地の果てがギリシャやイタリアだと思っている人もいないと思います。
地球は丸くって、その土地のあちこちに人が住んでいることはみんな知っています。
この丸い地球のはしっこはどこでしょう?
私はこの地球のすべてがはしっこだと思います。
たとえば私たちはオーストラリアにいます。
オーストラリアから見ると、一番端っこはどこかな?
反対がわのイギリスやアフリカかもしれないね。
遠くまで伝道しよう!と思ってずーっと行くとしたら、
最後には自分のところまで戻ってきます。
だから、地の果ては、反対側のことでもあるし、
今いる自分の場所のことでもあると私は思います。
イエス様は言われました。
「あなたがたは地の果てにまで私の証人となります。」
「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」
パウロさんは自分が行く所行く所、どこにおいても神様のことを現わしました。
私たちも今いる場所で神様のことを現わしましょう。
私たちのいる所が地の果てであり、今いる場所が伝道する場所だからです。