神様の時(Time)@詩篇31:14-15
(時計、カレンダー、砂時計などを用意する。)
今日はいろいろ持ってきましたよ。
これらは全部「時(Time)」を表しています。
時計もカレンダーも人間が作りました。
昔の人が太陽が昇るのを見て研究したり、
春夏秋冬がどんな風にめぐっていくのかを研究して作ったものです。
人間が時計やカレンダーを作り、それを今も使っていますが、
実は「時(Time)」を作られたのは神様です 。
なぜかというと、神様が太陽を作り、月を作り、季節を作られたからです。
聖書には時の話がいくつか書かれています。
たとえば、こんな箇所があります。
「私の時は、御手の中にあります。」詩篇31:14-15
My times are in your hands.(Psalm 31: 14-15)
この聖書の言葉は、私たちは神様のつくられた時の中に生きている、という事です。
私たちは、時計やカレンダーを使って時をスケジュールします。
例えば、9時に寝よう、とか、7時に起きよう、とか、3時におやつを食べようとか。
明日教会に行こうとか、土曜日は友達と遊ぶとか。
そして時々、自分の時間の使い方を他の人から決められてしまう時もあります。
「ほら、時間ないんだから早くしなさい。」
「ほら、もう寝る時間だから遊ぶのやめなさい。」
「ほら、勉強する時間でしょ。」
楽しい事は喜んで計画をたてるけれど、
そうやって自分の時をあれこれ言われるとストレスを感じます。
そんなこんなで、私たちに与えられた1日24時間の時は
あっという間に終わってしまいます。
そうすると、1年も長いようであっという間に終わってしまうことになります。
「もっと時間があれば色々出来るのになー」と思っても、
私たち人間は誰一人時間を長くすることはできません。
私たちが出来るのは、たった一つ。
それは、神様がくれた時を大切に使う事だけです。
さっき読んだ聖書の箇所になんて書いてあったか覚えていますか?
私の時は神様の手の中にある、でしたね。
人はみんな自分の時間だって思うけれど、実は神様の手の中にある時間なんです。
今日は2017年1月1日。最初の日。
みんなは2017年をどう使おうと思っていますか?
私たちの時間をどう使いますか?
いろいろ計画をたてて、時間を見ながら過ごすと思いますが、
「私たちに与えられた時間は神様の手の中にある」ということを
忘れないようにしましょう。