Sunday school Lessons~教会学校のためのアイデアいろいろ~

英語のサイトを参考に、教会学校で役に立つ様々なことを発信します。

口だけクリスチャン@Ⅰサムエル16:7

用意するもの:モンスターの絵、クリスチャンの村の絵、口びるだけ残った絵、

みことば(Ⅰサムエル16:7:こころという所は赤字のハート枠で書く)

 

 

 

あるところに、とても怖いモンスターがいました。

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(モンスターの絵を見せる)

どういう風に怖いかというと、人間を食べてしまうのです。

でも、このモンスターにも嫌いな食べ物がありました。

それは、クリスチャン。

どんなにお腹が空いていても、クリスチャンを見ると怖いのか、

絶対に食べませんでした。

 

 

 

さて、この生きものがある村にやってきました。

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(クリスチャンの村の絵を見せる)

この村に住んでいる人は全員クリスチャンでした。

このクリスチャンは食べない怖い生き物は、どうしたでしょうか。

食べたかな?それとも、食べずに帰ったかな?

 

 

なんとなんと。

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(食べられた後の絵を見せる。口だけ残っている。)

 

クリスチャンは食べないはずなのに、この村の人たちは全員食べられてしまいました。

でもよく見ると、口だけ食べずに残っていました。

この村の人たちは、口だけで「神様神様」という「口だけクリスチャン」でした。

なので、この生きものは口だけ食べなかったんです。

 

聖書には、こう書かれています。

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「人はうわべを見るが、主は心を見る」Ⅰサムエル16:7

People look at the outward appearance, but the LORD looks at the heart. 1 Samuel 16:7

 

 

みんなは私が今何を考えているか、分かるかな?

きっと誰も分からないと思います。

それが、私たちの限界です。私たちは心を見ることが出来ないので、

どうしても外から見た感じで人を判断してしまいます。

 

でも、この聖書を見ると、神様は心を見られる、と書かれています。

その人が本当のクリスチャンかどうか、神様は全部ご存知です。

 

そして、最初のお話しでもしたように、

神様だけじゃなくサタンも私たちがどういう心を持っているかを

よく知っていると思います。

私達が神様の考えをしていない時、サタンはひゅっと私たちに近づき、誘惑し、

神様から離してしまおうとしてしまいます。

 

私たちは、周りの人を気にして、りっぱな人になろうとするよりも、

神様を気にして、しっかりと信じ、離れないようにしましょう。

そして、私たちの心をみておられる神様を意識して、信仰生活を送りましょう。

 

 

 

 *絵は実際に使ったものです。描ける人は色付きで楽しい絵をかいてください。*

 

 

 

 

字のない絵本

用意するもの:色だけの本(表紙と裏表紙は緑、1ページ目:金、2ページ目:黒、

3ページ目:赤、4ページ目:白)

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(画用紙で作った字のない絵本を見せながら)

この本を見た事ありますか?

これは色がついているだけで字がありません。

 

まずは金色のページ。

これは綺麗な色だね。

これは天国の色。

天国は神様の家。神様の栄光が満ちたところ。

神様の輝きがまぶしい所。真ん中の道は、透き通ったGold。

ここは夜がありません。辛いこと、悲しいこともありません。

そして、一番素晴らしいのは、父なる神様、イエス様がそこにおられるということ。

神様は天国を作られ、人間も作られました。

神様は人間を愛しているので、

そこに私たちの家を用意して、来るのを待っていてくれています。

天国はとても楽しいところ。

行きたいでしょ。でも、行きたくても行けません。

それは、罪があるから。

 

これは、黒のページ。

夜、真っ暗闇の中にいると、道が見えません。

私たちには真っ黒な罪があるので、天国へ行く道が見えません。

そして、神様は罪のある人を天国に入れる事はありません。

なぜなら、神様は聖いおかたなので、

罪とは一緒の所に住むことが出来ないのです。

この黒い闇が続く道は、滅びの道です。

そこに向かって歩むしかない私たち。

神様はそれを見ているのがとてもつらく悲しかったのです。

そこで、赦しの道を用意してくださいました。

 

これは、赤色のページ。罪の赦しの道です。

神様は、私たちを赦すために、一人子イエスキリストを地上に送られました。

イエス様は私たちの代わりに、罪をかぶり、手に釘をうたれ、

血を流し、十字架につかれました。

この血が、私たちのすべての罪を清めます。

その事を信じることが、罪を赦され、

天国に行ける唯一の道です。

 

これは、白のページ。

イエス様の血が私たちの黒い罪をきれいにします。

ここにはなんの汚れもありません。

イエス様はすべての人のために死んでくださいました。

でも、全員が天国に行けるわけではありません。

イエス様を自分の救い主と信じたひとだけが

ゆるされ、聖くされ、神様の子どもとされるのです。

それが、神様の約束。

 

最後は、緑のページ。

これは新しいいのち。外に出てみると、木が生えて、

葉っぱや枝がぐんぐん伸びて、大きくなっています。

神様の子どもとされた私たちは、神様の家族では生まれた赤ちゃんのような存在です。神様は、私たちが神様の恵みと知識の中で成長することを望んでおられます。

(2ペテロ3:18)

 

成長するためには。

  • 神様のことばを聞いて、読んで、覚えましょう。
  • 祈りましょう。
  • 神様の事を他の人に伝えましょう。
  • 教会で礼拝しましょう。

 

今日、教会学校で学んだように、私たちは弱く、信じても疑ったり、

神様に従いたいと思っても出来なかったりしてしまいます。

でも、救いを受け入れた人は神様の子どもなので、

神様は成長して行けるように必ず助けて下さいます。

神様の家族では、みんなも私もまだまだBabyです。

神様の中で助け合って、一緒に成長していきましょうね。

 

・・・というお話です。

絵本の代わりにこんなブレスレットでお話ししてもいいかもしれません。

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クラフトでもいいかも。

クラフト:人はうわべを見るが、主はこころを見る。Ⅰサムエル16:7

用意するもの:自分のデータを書き込む紙、虫メガネにかたどった段ボール紙、

同じように虫メガネにかたどった紙(God looks at the heart♡と書く)、

セロファン、赤いハート

 

 

こんな感じで用意しておきます。

 

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そして、各自自分の身長や体重、足のサイズ、年齢を記入します。

身長と体重は、その場で計測。

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身体測定を学校でしないオーストラリアに住む子どもたちには

新鮮で、楽しい様子でした。

 

 

そして、全部記入したら虫メガネの作成。

これは、こころを見られる神様の視線を虫眼鏡で表したもの。

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こんな感じで貼り合わせて完成。

 

「私のこころが見えるかな~?」と隣にいた子に見てもらったら、

「まっくろ~」って言われてしまいました。

冗談を言ったわけではなく、私の黒い服が見えたからそういっただけ・・・と信じたい。

 

でも、もともとのこころはまっくろでした。

でも、今はイエス様にゆるされ、まっしろいものとしてくださったことに感謝です。

 

 

聖くあるために@Ⅰペテロ1:16

用意するもの:歯ブラシ。ヘアブラシ。トイレ用ブラシ。デッキブラシ。

 

 

 

今日はいろいろなブラシを持ってきましたよ。

「〇〇ちゃん。 髪の毛きれいにして」といわれたら、どのブラシを使いますか?

「〇〇くん。 歯をみがきなさい 」といわれたら、どのブラシを使いますか?

(選ばせる)

 

そうだよね。髪の毛をきれいにする時にデッキブラシを使う人はいないし、

歯を磨くのに、トイレブラシを使う人はいないよね。

 

このブラシは、他の使い方をする事はできません。

でも、綺麗にするために必ず必要なものです。

 

歯ブラシは、歯をきれいにするために必要です。

ヘアブラシは、髪の毛をきれいにするために必要です。

トイレブラシは、トイレをきれいにするために必要です。

デッキブラシは、タイルやシャワールームをきれいにするために必要です。

 

もしこのブラシがなかったら、トイレはすぐ汚くなり、髪の毛もぐちゃぐちゃ。

口は臭くて虫歯だらけ、シャワールームはカビだらけになって、

誰も使ったり、触ったりしたくないなーって思います。

 

聖書を見ると、私たちはきれいでいるように、神様から言われています。

 

わたしが聖であるから、あなたがたも、聖でなければならない。Ⅰペテロ1:16

(Be holy, because I am holy. 1Peter 1:16)

 

私達がきれいでいるためには、どのブラシを使えばいいでしょうか?

どのブラシもきれいにするために使われるけど、

それはある一部分だけをきれいにする事が出来ます。

 

私たちの心をきれいにしたいときはどうしたらいいですか?

辞書を使いますか?それとも、お母さんに聞きますか?

違います。

私たちのこころをきれいにするのに使うのは、神様のことばです。

聖書は私たちの心の汚い部分をきれいにしてくれます。

そして、きれいになった私たちを、神様は気持ちよく用いて下さいます。

 

神様のことばを用いて、私たちの心をいつもきれいにしてもらいましょう。

そして、神様に気持ちよく用いてもらえるようになりましょう。

 

参考サイト:

Toothbrush Bible Object Lesson for Kids (2 Timothy 2:21)

見ずに信じる者は幸いです@ヨハネ20:29

用意するもの:木、スポンジ、白い布、石

 

 

5sense :5感って聞いたこと、ありますか?

それは、見る力、聞く力、触る力、嗅ぐ力、味わう力です。

これがあるから、私たちは周りに何があって、どうなっているのかがわかります。

でも、この5つの力があっても、どうしてもわからないものがあります。

それは神様だと思います。

見る事も聞く事も触ることも嗅ぐことも味わうこともできないからです。

 

教会学校でトマスさんのお話を聞きました。

トマスは自分の目で見て、自分の手でイエス様の傷を触らない限り、

イエス様がよみがえっただなんて信じない、と言いました。

その後、イエス様はトマスの目の前に現れて、

トマスは「私の神様」と告白することが出来ました。

そして、イエス様はその後に、見ないでも信じる者になりなさい、と言われました。

 

私たちはイエス様を見たくても見られません。

今日は、そんなみんなに色々なものを持ってきましたよ。

これを見て、触って、イエス様の事を感じてみたいと思います。

 

 

1.木

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これは、イエス様の十字架の木を表します。

十字架は、聖書で一番大切なストーリー。

嘘もついてないのに嘘つきと言われ、

悪いことしてないのに、十字架につけられました。

その十字架は木で作られていました。

木を触るとき、私たちのために十字架につけられた

イエス様のことを思うことが出来ます。

 

2.スポンジ

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これは、酸っぱいぶどう酒が含まれた綿を表します。

イエス様が十字架につけられた時、イエス様はのどが渇き、痛くて苦しんでいました。

そこにいた兵士が綿に酸っぱいぶどう酒をつけて、

イエス様の口の近くに差し出しました。

イエス様はそれを口に含まれました。

何で十字架で苦しまなければならなかったのか、わかる?

それは、私たちを愛し、私たちが神様のところに行ける道を作るためでした。

スポンジを触るとき、私たちのために苦しんだイエス様を思うことが出来ます。

 

3.布

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これは、死んだイエス様の体をくるんだ布を表します。

十字架につけられたあと、イエス様は死にました。

アリマタヤのヨセフさんがイエス様の体を引き取り、

布で綺麗に巻いて、お墓の中にいれました。

大好きな人が死んでしまい、その体を布で巻いているとき、

どんな気持ちだったでしょうか。

布を触るとき、私たちはイエス様が死なれた事を思うことが出来ます。

 

4.石

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これは、イエス様のお墓の入り口の石を表します。

昔のお墓は洞窟のようになっていて、そこに石を転がして蓋をしました。

マグダラのマリヤは、イエス様のお墓に行ったとき、この石が横に転がされ、

イエス様がいないことを知りました。

イエス様はよみがえられました。

石を触るとき、私たちはイエス様がよみがえられたことを思うことが出来ます。

 

 

このように、どんなに小さなことからも、

私たちの気持ち次第でイエス様を感じることが出来ます。

見ないと信じない、といったトマスのようではなく、

見なくても信じますと言える子供として歩みましょう。

 

参考サイト:

ministry-to-children.com

クラフト:焼かないシナモンクッキーオーナメント

もうすぐ10月。

私の住んでいる町では、10月からサマータイムになります。

まだ春だけど、

サマータイムという単語だけで、夏気分です。

 

さて、今日は素敵なクラフトをご紹介。

 

10月に入ると、クリスマスに向けて、

歌や劇の練習に入るのですが、

こんなクラフトを作るのも楽しそうです。

 

www.growingajeweledrose.com

 

 

クッキー生地を作って、

型抜きして、

24時間乾燥させたら、完成するという可愛いオーナメント。

間違って食べちゃっても安心なオーナメント。

 

レシピはこんな感じ。

 

  • 小麦粉1カップ
  • 塩1/2カップ
  • シナモン1/2カップ
  • 熱湯3/4カップ

 

これをコネコネして、

平たく伸ばして、

好きな型で型抜きして、

ペーパーの上で24時間乾燥させるだけ。

 

出来上がったら、かわいいリボンを通して完成。

上からお好みで、アクリルペイントで何か書いてもいいみたい。

私はプレーンの方が可愛い気がしますが、

子どもたちはどうでしょうか?

 

私もまだ試していませんが、

興味のある方は、試してみてくださいね。

 

偶像を作ってはならない@出エジプト記20:4

用意するもの:水の入ったピッチャー(♡をつけておく)、

水の入った透明なコップ、トレイ(水がこぼれてもいいもの)

石(油性ペンで偶像となりうることを書く。

EX)TVをみる。インターネットをする。ゲームをする。友達と遊ぶ。

おこずかいがいくらたまったか数える。ピアノの練習をする。本を読む。絵を描く。)

 

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みんなはフリータイムの時、何をしてますか?

(一つずつ石を取り出して見せながら、子どもの前に並べていく)

TVをみる。インターネットをする。ゲームをする。友達と遊ぶ。

おこずかいがいくらたまったか数える。ピアノの練習をする。本を読む。絵を描く。

 

(水の入ったピッチャーをさして)

これは神様の愛の気持ちです。

神様の心の中は、わたしたち人間一人一人を愛する気持ちでいっぱいです。

なんでか分かる?

それは、神様はわたしたち一人一人を作られた、お父さんだからです。

 

(透明なコップを指して)

最初、神様が作られた時、人の心も神様の愛の気持ちでいっぱいでした。

 

 

でも、罪が入ってからは変わってしまいました。

神様の愛で満足だった私たちの心は、神様以外のいろいろな思いを心に入れないと、

満足できないようになりました。

(石に書いてあることを読みながら、水の中にひとつずつ入れていく)

 

 

そうすると、どうなりますか?

私たちの心の中は、色々な思いでいっぱいになってしまって、

神様の愛の心を押し出してしまいました。

 

 

モーセの十戒のことを教会学校で学んでいますが、

その2番目の教えってなんだかわかるかな?

それは、「偶像を造ってはならないYou shall not make any idols.」という教えです。

 

 

 

偶像というのは、人間が作った他の神々の事をいうけれども、

その他にも、神様をしめだしてしまうもののことも、私たちの偶像です。

私たちは時々この偶像となるもので私たちの心をいっぱいにしてしまって、

神様を心の外に出しちゃうことがあります。

 

 

でも、神様は私たちの心の真ん中にいたいと願っておられます。

それは、神様は私たちを愛しているお父さんだからです。

私たちもいろんなことが心の中でごちゃごちゃすることがあるけど、

どんな時でも心の中から神様を追い出しちゃうことのないようにしましょう。

 

参考資料:

childrensministry.com